2013年11月17日日曜日

センチメンタル・ジャーニー 松本伊代

1981年(昭和56年)10月21日発売、1982年間チャート53位。
作詞_湯川れい子 作曲_筒美京平 編曲_鷺巣詩郎。


伊代ちゃんのデビュー曲で最大のヒット曲「センチメンタル・ジャーニー」。彼女の登場は衝撃でした。初めて聴いたのは、たぶんチョコレートのCMだったと思います。

まず伊代ちゃんの声がすごい。この「鼻にかかった」という表現では物足りない「鼻詰まり」な声質。そのくぐもった声が奏でる不安定な音程は、聴くものを何とも言えない不安な気持ちにさせました。

そんな不安な気持ちのままAメロ、Bメロと聴いていくと、サビ前で「伊代はまだ16だから」と腕をクルクル回し自分を指さして歌うのです。初めて聴いた時はビックリしました。歌詞に自分の名前入らないですよ、ふつう。でもそれが強烈なインパクトを与えたからヒットしたのでしょうけれど。


「何かにさそわれて〜〜ん」ってところがいい味出してます。振り付けもキュート。そして曲がいい。筒美さん、さすが大御所です。

サンタさんの格好をしてバックで歌ってる二人は「キャプテン」。伊代ちゃんだけでは歌唱力に不安があったのか、テレビで歌うときにいつも二人がサポートしてました。その後「麻生真美子&キャプテン」としてデビュー。残念ながらそれほどヒットはしませんでした。

いま聴いても破壊力バツグンの伊代ちゃんでした。


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